コラム
EXCEL活用術 ショートカット・小技等①
2021年10月26日
このカテゴリーではexcelの機能をご紹介したいと思います。
本来は「IT・効率化」カテゴリーに入れるべきですが、excelだけで膨大な記事になりそうですので独立したカテゴリーを作成します。
今回はよく使うショートカットや小技について
セル編集・数式参照確認で使える「F2」
Excelでの文字や数式の編集をする方法は沢山あります。数式バーを使う方法、セルをダブルクリックする方法等等
しかし、私のイチオシは「F2」キーを使う方法です!
例えば下の例。
「預金」と入力したところで、やっぱり「現金預金」と入力したいなと思いました。あぁ、左側に「現金」と挿入しなきゃ・・・・・
この時「←」キーを押すとアクティブセルが左側に行ってしまいイライラします。
そこで「F2」キー。「F2」を押すとセルが「編集モード」になります。編集モード中であれば矢印キーを押してもカーソルは入力中の文字列の中でだけ動くようになります。
また、数式が入っているセルで「F2」で編集モードにすると、参照元のセルが色付きで表示されるので、意図した通りセルを参照できているか確認できます。F2キーで数式を確認後、Enterキーを押せば確認終了です。
数式をコピーした際に正しく絶対参照や複合参照が行えているかをチェックするのに最適です。
数式一括コピーはセルの右下ダブルクリック
データ量の多い Excel の表で数式などを表の末端までコピーするときに、ドラッグで操作をすると「行き過ぎた!」「戻りすぎた!」ということになりがちです。(少なくとも私は)
そこで「セルの右下ダブルクリック」です。
コピーしたい数式やデータが入力されているセルの右下のフィルハンドル (小さな黒い四角) にマウスポインタを合わせてダブルクリックすると、表の末端までコピーされます。
↑
これが、一気にこうなります
↓
ルールとしては
「隣接する左側のセルにデータが入っているところまでコピーできる」
と覚えていただければ問題ないと思います。
上書き保存のショートカット[ctrl」+[s]
説明不要のショートカットです。
イチイチ左上のフロッピーディスクマーク(?)をクリックする必要ありません。
作業途中のフリーズ対策の為にも上書き保存は小まめに取りましょう
数値分析の仕事はExcelの活用度合いによって効率が大きく変わります。
今回のような小技でも複数組み合わせることにより大きな効率化につながることも有ります。
ましてや使える関数に出会った日には、世界が変わります。
仕事を効率化したい方は、まずExcelを学ぶところから始めましょう!
RPA等の凄そうなツールはExcelの後です。
Excelが使えない人は超便利なAIが出てきても使いこなせないと思います、多分。
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